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メールマガジン第18号 配信
2014/02/20

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◆シティプロモーション自治体等連絡協議会メールマガジン 第18号
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◎コンテンツ
●[コラム] 実効性のあるシティプロモーションが大事
●協議会からの案内:次年度の本協議会の取り組み方針
●協議会参加団体の紹介:吉川市の紹介

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●[コラム] 実効性のあるシティプロモーションが大事
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いま、様々な地方自治体のシティプロモーションに関する行政計画を考察しています。実に、いろいろな形態があります。名称も、指針だったり、方針だったり、ビジョンに戦略と多々あります(今回は「行政計画」で統一します)。数枚で終わっているシティプロモーション計画がある一方で、百十数枚に及ぶシティプロモーション計画もあります。私にとっては読みやすい行政計画だったり、私では理解不能な行政計画もあります。実に様々な形態があります。

また、なんとなく、シティプロモーション計画は類型化できそうです。A市とB市とC市の行政計画が類似していたり、D市とE市とF市の内容が近い場合もあります。その理由をよく考えると、行政計画策定の委託先によって「色」がでてくるようです。何十という行政計画を読んでいると、「この行政計画はH社に委託しているな」とか「この書きぶりはA社に間違いない」などと理解できるようになってきました。

委託を否定しているわけではありません。シティプロモーションは営業の要素が多々入るため、ある程度は、民間企業に委託し、民間のマインドを反映させなくてはいけないと思います。ただ、中には「これって、きっと委託した民間企業にべったりなんだな」と思われる行政計画もあります。これはいけないと思います。民間企業の力を借りつつも、コアの部分は、自分たちで決める必要はあります(当たり前のことですよね)。

コアとは理念であり、理想でもあります。また、目指すものになります。このコアが強ければ強いほど、実効性のあるシティプロモーションになると考えています。ちなみに「実効性」であって、「実行性」ではありません。シティプロモーションは、じわじわと結果が出てくる実効性を基本に添える必要があると思います。民間企業に委託すると「実行性」が主体になるきらいがありますので、注意が必要です。(牧瀬稔)

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●協議会からの案内:次年度の本協議会の取り組み方針
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地方自治体におけるシティプロモーションの活動は1980年代から見られます。しかし、活発化してきたのは近年になります。そのよう事情から、シティプロモーションに取り組む団体(地方自治体や民間団体等)の連絡や交流の場はありません。

そこで連絡や交流の場を提供し、シティプロモーションに関する創発を誘因することが本協議会の一つの役割となります。なお、創発とは複雑系の科学(学問)の概念であり、それは「多様な専門領域や思考を持った人たちが、お互いに影響しあっているうちに、新しい価値が化学反応的に内側から創出されること」を意味します。

本協議会は、地方自治体や民間団体等の相互の交流及び連携等を図ることにより、シティプロモーションを推進するための知識や情報の交換及び共有、地域におけるシティプロモーションのための取り組みを推進し、魅力ある地域づくりに寄与することを目的としています。

次年度は、協議会の2年目となります。そこで規約の目的を達成するために、規約に明記している5事業を着実に実施していきたいと考えています。次回以降では、その5事業を紹介していきます。

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●協議会参加団体の紹介:吉川市の紹介
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みなさま、吉川市をご存知でしょうか?吉川市は、埼玉県の南東部に位置する人口約69,000人の街です。「越谷レイクタウンの隣の街!」と説明すると、すぐに理解されることも…。都心から直線で約22km圏内であり、「通勤に便利!」ということから、近年ベッドタウン化が進んでいます!また、もともと田んぼや畑が多く、のどかぁ~な風景から「ほっ…」と落ち着ける街の一面も持っています。

中川、江戸川という2つの川に挟まれた地形をいかした文化が育まれ、川魚料理の食文化が根付きました。江戸時代初期には、河岸付近に川魚料理を売り物にした料亭が軒を連ね、物産とともに集まった人々の舌を楽しませ、「吉川に来て、なまず、うなぎ食わずなかれ」といわれるほどの名声があり、【新撰組局長 近藤 勇】や【勝 海舟】などの歴史上の著名人なども食したと言われています。

『”なまず”って食べられるのッ?!』なんて声が聞こえてきそうですが、昔の家庭では、なまずの身を包丁でたたき、みそなどを練り込み、丸めて揚げた「なまずのたたき」などが郷土料理として親しまれてきました!この川に親しんできた歴史・文化が、【なまずの里】といわれるゆえんとなっています。老舗料亭では、なまずの天ぷらや懐石を味わうことが出来ますので、ぜひ一度ご賞味ください!

このような中、古くからこの地で親しまれてきた ” なまず ” を吉川のシンボルにしてまちづくりを進めていこうという気運が高まり、” なまず ” をモチーフにしたまんじゅう、せんべい、サブレーなどが開発され、イメージキャラクター【なまりん】も平成22年にデビューしました!なまず!なまず!なまず!で押している”なまずの里よしかわ”にぜひ一度お越しください。

【編集後記】

去る2月7日(金)時事通信社本社会議室において定期総会が開催され次年度の事業計画を協議しました。その中で民間会員組織の知見を活用した人材派遣を会員自治体に提供する事業が決議されました。会員自治体に対して施策の企画・立案のアドバイスや具体的な活動のフォロー等を行うものです。是非協議会に入会の上ご活用いただければ幸いです。(M)

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◆編集・発行

シティプロモーション自治体等連絡協議会 事務局

http://www.citypromotion.jp/

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TEL 03-5909-8760  FAX 03-5909-8241
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