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メールマガジン第16号 配信
2014/01/23

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◆シティプロモーション自治体等連絡協議会メールマガジン 第16号
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◎コンテンツ
  ●[コラム] シティプロモーションこそ連携が重要
  ●協議会からの案内:シティプロモーション促進のための人材派遣事業
  ●協議会参加団体の紹介:安城市の紹介

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●[コラム] シティプロモーションこそ連携が重要
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 いま本協議会の調査研究部会で、全国の市のシティプロモーションの状況を調べています。指針や方針など行政計画を策定している市は50団体を超えています(実際は、もっと存在していると推測されます)。部会では、その行政計画を一つずつ調査しているところです。これだけシティプロモーションがブーム化してくると、近隣する地方自治体が、それぞれシティプロモーションを実施している事例も登場してきました。

 近隣する地方自治体は、地域性や特徴なども、おおよそ似てきます。その結果、ターゲットとする層も類似する傾向があります。そこで、本当は、近隣自治体で協力してシティプロモーションを実施すれば、それぞれの地方自治体が投下する行政資源は半分ですみます。一方で、効果が得られた場合は、倍以上の効果を導出できるかもしれません。

 しかし、実際は連携している事例が少ないようです。これでは、同じターゲットであるため、近隣自治体間で競争していることを意味します。すなわち、お互いが刺し合っている状態になります。私のような第三者が見ると、「何をやっているのか・・・。もったいない」という感想を持つことになります。シティプロモーションに限らず、観光振興の分野では、多く見られる悪しき傾向です。

 21世紀は、自治体間競争と称されます。自治体間競争を勝ち抜くポイントは、いくつかあります。その中の一つが自治体間連携になります。シティプロモーションにおいても連携は極めて重要です。むしろ連携することで、シティプロモーションの効果が2倍や3倍になってあらわれてくるものと考えています。この協議会も、連携することにより、大きな効果を目指しています。そして、この連携は、地方自治体と地方自治体の連携にとどまらず、民間企業やNPO、大学など様々な主体との連携を想定しています。(牧瀬稔)

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●協議会からの案内:シティプロモーション促進のための人材派遣事業
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 今回は、協議会が、次年度の活動として検討している内容を紹介します。今回、紹介するのは、案の案という状況であるため、今後、変更する可能性はあります。

 現在、新規事業として検討している一つが「(仮称)人材派遣事業」になります。同事業の目的は、本協議会の持つ人的資源を地方自治体等に派遣することにより、地域におけるシティプロモーションのための取り組みを推進し、より魅力ある地域づくりに寄与することが目的になります。この事業は、規約第3条第5号に基づいて実施します。

 本事業の内容は、協議会の構成団体から、シティプロモーションに関してアドバイスできる者をリスト化します。例えば、観光振興は門脇伊知郎氏であり、ソーシャルメディアの活用は白土` 良之氏、行政計画は牧瀬稔氏などになります。なお、派遣人材は、まったく未定ですので、ここで記したお名前は、まだ案の案という状況です。

 そして、構成団体から、シティプロモーション等の取組みについてアドバイス依頼があった場合に、協議会から人材を派遣しアドバイスします。なお、アドバイスであり、講演や研修は受けないものとします。

 費用は、現時点でも、検討中ですが、一つの案を紹介します(これは変更する可能性は多々あります)。例えば、正会員の場合は、年間2回までは無料とします。3回目以降は、オブザーバー会員に準じることとします。オブザーバー会員の場合は1回あたり(約2時間)1万5千円とします。それ以外の場合は1回あたり(約2時間)3万円とします。旅費(交通費+宿泊費)については、正会員、オブザーバー会員、それ以外の場合ともに、実費分を負担していただきます。

 繰り返しますが、上記は、まだ案の案であり、今後、理事会等で検討していき、新年度には、実施要綱等をホームページに掲載する予定です。ご期待ください。

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●協議会参加団体の紹介:安城市の紹介
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 安城市は昭和27年5月5日に市制を施行し、県下13番目の市として誕生しました。明治用水の豊かな水にはぐくまれ「日本デンマーク」と呼ばれるほど農業先進都市として発展してきましたが、中部経済圏の中心である名古屋市から30キロメートルという近い距離や、豊田市などの内陸工業都市などに隣接するという地理的条件にも恵まれ、自動車関連企業をはじめとする大企業の進出、住宅団地の建設が盛んになり、急速に都市化が進んできました。また、工場や住宅が多くできたことによって商業も盛んになり、市制施行当時37,704人であった人口は、今では18万人を上回るほどに成長し、農・工・商業のバランスのとれたまちとなっています。

 安城市は現在、目指す都市像を「市民とともに育む環境首都・安城」とし、環境首都の実現に向けて、市民の皆さんと協働で、以下の3つの主要プロジェクトを推進しています。「プロジェクト1 環境実践活動を進める人づくり」として、環境教育・学習の場・機会を提供して、環境アドバイザーの育成を図り、生ごみの堆肥化・減量化支援などエコライフの実践を促進しています。「プロジェクト2
水環境の再生と杜づくり」として、市内を流れる明治用水緑道の整備や、市民との協働による公園整備などを行っています。「プロジェクト3 健康的で環境にやさしい交通環境づくり」として、自転車ネットワーク整備事業や、エコサイクルシティ協働推進事業などを実施しています。

 また、観光面では、本市の夏の夜に夢とロマンを呼ぶ祭典「安城七夕まつり」があります。昭和29年の開催以来、毎年8月上旬の3日間盛大に行われており、大きなくす玉、七色の吹き流し、趣向を凝らした仕掛け物に彩られた街は、瞬く間に感動的な世界に変わります。

「願いごと、日本一。」をコンセプトに開催される「安城七夕まつり」は、竹飾りのストリートが日本一長いと言われ、同様に短冊の数、願いごとに関するイベントの数も日本一であると思われます。『ごんぎつね』などで知られる童話作家・新美南吉が、童話作家になる夢(願いごと)をかなえたのもこの安城の地です。

 「願いごと、日本一。」の七夕まつりへ是非とも一度お越しください。

【 編 集 後 記 】

 当協議会への問い合わせやメールマガジン配信の依頼が少しずつ増えてきております。又新年度への会員の手続きに入ったとご連絡をいただいた自治体もでてきております。数多くの自治体の参加をお待ちしております。(M)

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◆編集・発行

シティプロモーション自治体等連絡協議会 事務局

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